ver4.1での仲間モンスター「フォンデュ」について

ver4.1になって「フォンデュ」に新たにスキルが拡張されることになりました。


・グルメイジⅡ … 43Pラクレットキャノン、48P呪文範囲+2m、50P行動時15%もぐもぐ
・イオの心得Ⅱ … 43P常時呪文暴走率+5%、48P光耐性+10%、50Pイオ系効果+30%

仲間モンスターとしての「フォンデュ」の評価の歴史

まずフォンデュについて解説すると、魔法使い系のモンスターで、
魔法使いと比較すると「魔力かくせい」と「早詠みの杖」の両方をそれぞれ使うのがセオリーなのに、
フォンデュに関しては「もぐもぐタイム」で両方を一括でこなせるといった利便性を獲得しています。
更には、サポート仲間だと「早詠みの杖」を使わないため、
早詠み状態で活動が見込める数少ないモンスターで頼りがいのあるモンスターでもありました。
攻撃魔法に特化してイオやメラゾーマを使わせる運用方法がある一方で、
特に早詠み状態を大きく評価して、回復・蘇生魔法を即座に用いる運用方法が提唱されることもあり、
ベホマラーやザオラルを搭載して、攻守に動ける賢者のようなスキルライン構成がオススメされることも。

潮目としては、ドラキーの「まりょくのうた」の強化からで、
ドラキーが自分のみならず周囲に対して「魔力かくせい」と「早詠みの杖」の効果を付与する上に、
範囲物理攻撃として「りゅうせいよび」が、単体魔法攻撃としてドルマ系の大ダメージを与えるところから
フォンデュの「もぐもぐタイム」の上位互換として活躍するようになってしまいました。
その後フォンデュでの「イオの極意」によりイオの強化やイオグランデが追加されることになったものの、
ドラキーの優劣関係は変化しないまま、フォンデュはドラキーの陰に隠れてしまうことに。

イオ特化支援の拡張内容

「ラクレットキャノン」がチャージ技ではあるものの、
呪い効果+攻撃力ダウン+呪文耐性低下2段階+ボミエ2段階効果を付与させるといった内容で、
特に「呪い」に関しては特技による状態異常ではオンリーワンな効果となっており、
他の対抗馬である「ねこまどう」のニャルプンテとは異なる切り札を確保できた形になり、
他にも呪文耐性2段階低下というのも大きく、魔法ダメージを早い段階で出しやすくなったことも強みに。

「常時呪文暴走率+5%」に関しては、ドラクエ10の仕様では
範囲技を使った場合、対象数に応じて会心率・暴走率が低下する仕様があるため、
複数相手だと呪文暴走の恩恵は低くなってしまうものの、
光属性が弱点だといった敵も多く、単体相手に光魔法を当てることによって、
弱点を突きつつ暴走で大ダメージを狙えるといった品物にもなります。
他にもイオを当てやすくするために「呪文範囲+2m」や「イオ系効果+30%」が追加されていて、
イオ特化のフォンデュを後押しするような拡張が施されることになりました。

フォンデュの克服できなかった弱点

フォンデュに関しては、とくぎの拡張で克服できなかった問題が2つ存在していて、
1つが、イオに特化をさせると活躍する場所が乏しくなってしまう問題で、
単体魔法をいれて別属性や単体攻撃を獲得したかったり、
回復・蘇生魔法をいれて攻守に渡って活躍させたいと感じる人も多くなっています。
これに既存のスキルラインで賄おうとすると、他の仲間モンスターに個性負けしてしまいかねず、
万能型を目指そうとするば、既にそこには強化されたマジカルハットが鎮座しているような状態です。

イオ特化が使いどころが限られる件に関しては個性として受け止められなくもないのですが、
もう1つの問題がフォンデュとしては深刻で、イオ系の消費MP量が非常に大き過ぎるといったもの。
イオナズンで消費MPが23、イオグランデ消費MPが25となっており、
自分が使っているイオ特化のフォンデュの場合だと最大MPが411となっているので、
経戦能力に関しても問題を抱えており、こちらの方はスキルの拡張で克服されることがないままになってしまいました。

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