ver5.4での「異星からの侵略軍」の大砲術の文化

アストルティア防衛軍の「異星からの侵略軍」も
すっかりオートマでの対処法も確立化されることになり
例えば大砲に関しては「8:30」「7:30」への
出現にあわせて大砲を打ち込みもすっかり定例化しています。

大砲の弾を拾った人が、もしこの時間に
大砲を打ち込むことを忘れたことに気づいた場合
「ごめんなさい」の定型文やカンダタの顔文字の
「ゆるしてくれよな!な!」のスタンプが出ることも。

他にも周回には欠かせない手順の簡略化処置も見ることができ
例えば大砲の弾に関しても順調にいけば2発しか使わないので
「9:00」支給の大砲も3つのうち2つしか拾わない
といったことも確認することができました。

ちょっとしたお遊び

そんな大砲周り事情なのですが、最近だと
『「8:30」の着弾ポイントへの出現わきに対して
 範囲外から漏れた対象を爆風に巻き込むように
 着弾ポイントに相撲で押す』ことを見かけるようにもなっています。

まず大前提なのですが、クリア時間の大勢には関係ない
ちょっとした気楽な話だということで話を進めると、
「8:30」の着弾ポイント付近にわく敵は
大砲の爆風の効果範囲から漏れることも多く、
その場合は各自攻撃して処理されることになるのが通例です。

「8:35」に大砲を使用すると、出現とぴったり倒せる一方で、
3~4秒ズラして「8:32~31」あたりに大砲を打ち込み
その間に、範囲からズレた敵を着弾ポイントへ押し込み
テンションを温存したまま次の行動へ移れるメリットが出てきます。

3~4秒大砲の弾を打ち込むのが遅れる分、
事情を知らない人は着弾ポイントで撃滅できる対象を
攻撃してしまう可能性が出てくるわけですが、
最近だとその手の事情を心得た人も多いので、
着弾待ちをしている人も多く3~4秒倒すのが遅れても
(きっと)影響がないということで、押されることを前提に
大砲の弾の打ち込み時間を数秒遅らせる人も出てきていました。

最近だと鎧職として魔剣士が人気となっており、
「異星からの侵略軍」でも魔剣士の参加者が豊富で
おもさを通常装備で稼げるといった時代背景も存在しています。

手段の目的化

一方で、基本的に大砲~着弾ポイント間に出てくる敵で
討ち漏らしになることが多いので、押し込もうとする人は
だいたいその辺で待ち受けているものの、
これが1匹なら押し込めるところを
2~3匹以上となると押し負けてしまうケースもあり
着弾時間まで押し込むことができないといったケースや
そもそも数秒遅らせるというのが元の木阿弥のようなもので
『次のステップに迅速に移すために大砲を打ち込む』という目的から、
『押してお得に倒そう』と手段が目的化してしまっている節がありました。

実はこの問題を解決する方法としては、
「8:30」わきの敵に対して、連続して2発撃てば解決し
具体的には「8:35」「8:31」で打ち込めば
出現直後の敵と、着弾ポイントへ押される敵の両方を撃滅可能です。

しかし、この時間帯に2発打ち込む人は皆無といってよく
実際に私が着弾ポイントへ押し込む人を見かけたので
試しに「8:35」「8:31」に打ち込んでみたところ
1発目の着弾を確認した瞬間押すのを止めてしまい
2発目の着弾が空振りに終わったといったことも経験済みです。

更に突っ込んで話すと、最近だと大砲の弾を2発しか拾わず
そもそも周回手間の簡略化で2発のみとしているので
誰よりも率先して大砲の弾を拾いに行ってる人に
「8:35」「8:31」に2発打ち込むという
手間をかける発想が思い浮かばないといった事情も絡んできます。

外観上「1発で仕留めきってスタイリッシュに進行したい」
という気持ちの表れようにも感じられたりもするわけですが
どの道、参加者としては大砲を使った
ちょっとしたお遊び程度のことなので
流行り廃りの1風景なのかなとも思いつつも、
オートマ周回でもこのようなちょっとした
機微の差が出てくるのが1つの文化だなと。

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