「占い師」のタロットカードは、20枚デッキを組める中で、
Lv上げをしやすいように、もしくは、ダメージを稼ぎやすいように、
ダメージを与えるアルカナ効果を多く含めるといった趣旨の構成方針のことです。
ダメージを与えるアルカナ効果一覧
ダメージを与えるアルカナ効果について、一まとめに解説すると、
- 死神(範囲) … 闇属性 + 呪い
- 塔(範囲) … 雷属性 + 闇耐性低下
- 正義(単体) … 光属性 + 怒り時ダメージ増
- 戦車(単体) … 無属性 + 使用者のバフ効果でダメージ増
- 罪人(単体) … 闇属性 + 対象のデバフ効果でダメージ増
- 隠者(単体) … 闇属性 + 雷耐性低下
戦車は、攻撃力とバイキルトの影響を受けてダメージが上昇して、
他の死神・塔・正義・隠者・罪人は、攻撃魔力の影響を受けてダメージが上昇。
また、範囲攻撃が使いやすいので「死神」と「塔」は非常に人気があります。
20枚のうち、直接ダメージを与えるアルカナ効果は最大16枚まで
20枚のうち、一度にデッキに構成できるアルカナ効果は限度が存在し、
直接ダメージを与えるアルカナ効果で構成しようとすると
- 死神 … 2枚まで
- 塔 … 4枚まで
- 正義 … 2枚まで
- 戦車 … 2枚まで
- 罪人 … 2枚まで
- 隠者 … 4枚まで
これで合計16枚埋まります。
あとは好みの回復や補助系のカードを4枚追加させれば「攻撃デッキ」の出来上がりです。
- カードの取捨選択は、お好みで
自分の場合だと、残りのカードについては、
「太陽(ベホマラー)」2枚
「審判(範囲ザオラル)」1枚
「月(幻惑陣)」1枚
で粘っていた時期があって、今だと「隠者」を2枚ぬいて、
「教皇(範囲リベホイミ+スクルト)1枚
「力(Aランクで戦いのビート)」1枚
というような構成を通常で組んでいます。
他にも「愚者(弱めの災禍の陣)」もダメージ増に繋がるので強い人気があります。
以下、それぞれのダメージを与えるアルカナ効果の詳細について。
ダメージ系タロットの全般の性質
- 基本は特技扱いで、ベルトも特技枠でダメージ上昇
- マホトーンで影響無し、特技封印でタロット使用不可
- マホカンタで反射されない
- 物理完全ガードで無効化、魔法完全カードは影響無し
- 回避されることがある
- マヌーサでの命中率低下の影響無し
占い師のタロットが特技扱いなことと、闇属性の攻撃が多いことで、
「闇の特技の攻撃ダメージ+~%」のベルトが、占い師で活躍するようになりました。
死神
占い師を代表するアルカナ効果。
「範囲攻撃」と「呪い」の両方を実現する非常に強い内容で、
呪いの効果によって相手の動きを阻害させたり、毒のような効果でダメージを稼ぐこともできます。
- とにかく使い得な呪い効果
呪いの効果については、バトルロードでお馴染みで、
そちらでは耐性のある対象が見当たらなかったり、長い持続時間でも有名だったのですが、
さすがに死神のカードでの呪い効果は短めに設定されています。
ただ、良くも悪くも闇属性といった特色があって、
ゾンビ系が多いピラミッドの霊廟だとダメージ減少が激しかったり、
ナドラガンドでの領域討伐で、闇の領域でダメージ減少が目立つとの話も。
それでも呪いの効果がおいしいので、どんな相手でも積極的に用いられてる様子。
塔
こちらも範囲攻撃な上に、通用しやすい雷属性のアルカナ効果。
その上デッキに4枚含めることができるので、非常に使い勝手のいいカードです。
- 占い師にはおいしい闇耐性低下
塔のカードは、闇耐性低下の追加効果もあって、
ダメージを与えるアルカナ効果だと、闇属性は、
死神・罪人・隠者と半分以上を占めることから、
ダメージ上昇の基点となりやすいといった特徴があります。
正義
- 怒りダメージ増
ダメージを与え続けていると怒りだす敵は多いので、
相手が怒りだす頃に使うとお得なのが正義のカードです。
話によると、オーラ効果でのダメージ上昇が顕著だとの話も。
戦車
他のアルカナ効果が攻撃魔力でダメージが伸びるのに対し、
戦車に関しては、攻撃力によってダメージが伸びるといった特徴があります。
よくある勘違いが、バイキルトで大幅にダメージアップしたことを、
戦車のアルカナ効果にある、バフ効果によってのダメージ増だと思っていたところが、
実は、通常の物理ダメージのように、バイキルトによるダメージ増だったというオチが。
- 好き嫌いが分かれるアルカナ効果
このため、ある意味バイキルトの補助が前提のアルカナ効果だと評価されたり、
アクセサリーで攻撃魔力増加で組んでいたのに、攻撃力依存の戦車は使いづらいとの意見も。
一方で、戦いのビートの効果をもつ「力」のAランク以上のアルカナ効果が人気だったり、
「教皇」のタロットで、範囲リベホイミ+スクルトを広範囲にかけられたりと、
バフで強化できる機会があることからダメージを伸ばしやすいと評価する人もいました。
- 唯一の無属性攻撃
占い師のダメージを与えるアルカナ効果だと、光1種類・闇3種類・雷1種類というように
たいてい属性付きのダメージなので、対象の属性に強いタイプだと攻撃デッキが機能しづらくなります。
そこで戦車の無属性攻撃の出番にもなるものの、デッキに2枚しか含めないので
そもそもの占い師自体が、属性攻撃に強いタイプ相手だと攻撃デッキで参加しづらいといった特色になるようです。
罪人
- デバフを多用するPT構成との相性がピッタリ
対象の悪い効果がついているほど威力が上がるということで、
戦士の真やいばくだきやら、レンジャーのあんこくのきりなどで、
状態異常をまくタイプのPT構成と相性がよくなっています。
隠者
- 雷耐性低下は、塔のカードの相性が良い
「塔」のカードが雷属性な上に、闇耐性低下なので、
「隠者」と「塔」をうまく交互に使ってダメージ増を狙えるので、
「隠者」のアルカナ効果は「塔」のカードとセットで愛好者がいるような状態。