ver5.1のカマ装備のスーパースターがどのようになるのか
ちょっと込み入った話になっているので記事としてまとめてみることに。
大型アップデート情報 バージョン5.1 (2020/1/15)|目覚めし冒険者の広場
ver5.1でのスーパースターのカマ装備のスキルラインがコチラ。
42P 装備時バギ系射程距離+5m
88P 装備時バギ系呪文+100%
110P 行動時15%で暴走アップ
120P 事象反転
130P 会心&暴走時ダメージ+200
バギ系の呪文の射程はすべて10mまでだったので
+5mで、おしなべて15mまで射程距離が伸びることになります。
これにより現状のメラゾーマやマヒャドと射程が一緒になる処置へ。
目玉としては「装備時バギ系呪文+100%」でのバギ系呪文ダメージの倍化で、
ディレクターコメントでは暴走ダメージを
与えやすくなるとのアピールが入っています。
ver5.0までのバギ系ダメージ
バギ系ダメージについては、青本のP237にまとめられています。
・バギ
>最終的には23~33にまで増加
・バギマ
>最終的には62~82にまで増加
・バギクロス
>最終的には177~207にまで増加
通常のバギ系呪文ダメージだと、攻撃魔力のみに依存しているのですが、
チャージ魔法のバギムーチョの場合だと「攻撃魔力+回復魔力」の合算です。
・バギムーチョ
>攻撃魔力と回復魔力の合計が840のときのダメージは371前後になる。
前々からスーパースターの『バギムーチョ』に関しては
例外的にダメージ源の1つとして活用されていたわけですが
ドラクエ10だと魔法使いの存在感のためにバギ系は犠牲になっており
主力となりそうなバギクロスはダメージ源としては機能しづらい上に
スーパースター自身の魔力かくせい手段が乏しい弱点を抱えていました。
後に扇特技や扇装備で補正が入ったものの、
根本的なバギ系呪文ダメージ(バギクロス)については手はつけられておらず
賢者とスーパースターの魔法ダメージの増加については
魔法使いの上方修正の評価が確定してから調整が入ることに。
新スキルラインが登場した昨今では「僧侶にバギを返せ」的な要望も見かける中で、
今回だと攻撃魔力のみが伸びるカマ装備をスーパスターに追加することにより、
バギ系の攻撃魔力依存ダメージについても上手く折り合いがつけられる結果に。
他にもレンジャーでカマ装備説(もしくは短剣説)もささやかれていたわけですが、
レンジャーの場合だとツメ装備とガチ寄りの修正が入ることになっています。
ただ、バギ系ダメージに関してはダメージを意図的に抑えていたので
今の時代だと「177~207」での倍化くらいだと威力が低い状態で
魔力かくせい状態でも+100%(紫本P324参照)で合計300%増だとしても
「531~621」と風属性範囲攻撃だとしても見劣りしてしまいかねない数値でもあります。
そこで今回だとバギクロスの上限ダメージが上昇する処置も施されています
この上昇量がどれくらいになるのかがバギクロスの使い勝手と直結するわけですが、
ディレクラーコメントでの暴走ダメージのコメントを見ると
バギクロスでの通常ダメージの増加については暴走ダメージ込みで
やや控えめになるのではないかとの見方もできるわけです。
ちなみに暴走に関しては、対象数が多いと会心や暴走率が下がる仕様があって
魔法使いの場合だとメラで単体、ヒャド・イオで範囲の使い分けができるのですが、
スーパースターの場合だとバギで範囲しかできないところを
バギを暴走させやすくする処置で単体でもダメージが出やすくし、
反面、複数対象でのダメージ増の機会を抑えられるといったテクニカルな調整になっていて
試しに扇装備の賢者の方で運用してみたところ好評だったこともあり、
満を持してのカマ装備スーパースターでの搭載といった流れにもなっています。
賢者だと「攻撃時25%で暴走アップ」で
スーパースターだと「行動時15%で暴走アップ」と
攻撃時と行動時の差があるのもポイント。
「魔力かくせい」状態の確保にやや難がある
魔法使いだと「魔力かくせい」、踊り子だと「覚醒のアリア」、
賢者だと「しんぴのさとり」や「むげんのさとり」、
デスマスターだと「深淵の契り」で呪文ダメージを強化できるのですが、
スーパースターだと専門とくぎで呪文ダメージの強化手段がありません。
そのため、魔力かくせい状態を自力で得ようとすると
扇特技での「風斬りの舞」に頼るか、
Lv105カマ装備の基礎効果にある「行動時5%で魔力かくせい」での確率で頼るか、
もしくは、バイキルト状態からの「事象反転」で
バイキルト状態から魔力かくせいを置き換えるといった必要性が出てきます。
つまりはP150までの判断だと魔力かくせい状態を確保しづらい環境下でもあって
そのことを踏まえるとバギクロスのダメージはやや高い方が望ましいものの、
プレイヤーからどのような評価が下るのか実際に使ってみないと何とも言えない状況です。
確かに早詠みがラピッドステッキ頼りになる踊り子が扇で風斬りをし、自己覚醒手段に乏しい鎌スパが早詠みの陣を使うことでシナジーを発揮することが出来ますね。
どちらも自己完結出来て超暴走魔法陣も使えてしまう杖魔法使いに対し、新しい構成がどこまで喰らいつけるかが見所ですね。
他人の風斬りの舞でのブーストが前提で、サポート鎌スパ使うなら
今扇を使う職業となると賢者か天地での運用が前提っぽいかなと思いつつ、
攻撃魔法で戦うような扇踊り子も候補に入りそうなんで
ver5は新しい形の魔法パーティが出来上がりそうな感じですね。
武器の持ち替え無しで誰にも頼らず覚醒状態にするにはハデスの宴のバイシオン効果を活かすしか無いようですね。
私は会心ダメージ+200状態の魂狩りによるプラキン相手の活躍に注目しています。