ver3.5中期に魔法戦士のフォースブレイクの強化が施されますが、
基本的に属性ダメージを強化する特技であるため、
事前に属性が付与されている武器や、各種のフォースを用いて属性を付与する必要があります。
そのため、ファイアフォース、アイスフォース、
ストームフォース、ダークフォース、ライトフォースのうち
5つのフォースを使い分けることが魔法戦士の活躍の決め手となるものの、
この使いわけが現在かなり難しくなっていて、耐性低下の一覧表を書き出してみると次の通り。
- ダークネスショット → 光耐性低下
- グランドクロス → 雷耐性低下
- ドラゴンソウル → 風耐性低下
- アルカナ効果「塔」 → 闇耐性低下
- アルカナ効果「隠者」 → 雷耐性低下
- プラズマブレード → 炎耐性低下
これが今現在どのような状況なのかというと、
例えばプラズマブレードに合わせてファイアフォースを使っていたところ、
味方でチャンス特技が閃いたため、風・雷属性の方がダメージが出るような状況下になり、
改めてストームフォースを張りなおすか迷ってしまう、といったような具合です。
これが具体的にどのようなことになるのかというと、
魔戦増加によって邪神の宮殿でのフォースの貼り直される機会が増えていくということです。
フォース範囲化の登場
昔で話すと、各種のフォースの活躍については、
フォース110とくぎの「フォース範囲化」が皮切りになり、
本来は、相手の弱点に合わせてフォースを用いるのが理想的なのですが、
モンスター数は膨大なので、魔戦に長けた人でも主要なモンスターの弱点属性を
手元にメモに残したり、記憶に留めたりといったような状態です。
そのため、どうしても弱点属性が分からないまま挑むといった状況が発生し、
当時で話すと「イオ系」「ギガスラッシュ」「にちりんのこん」に代表される光属性の使いやすさから、
「迷ったらとライトフォースを使っておく」といった用いられ方が珍しくありませんでした。
(※雷属性も初期の頃から優秀だと言われていたので「ストームフォース」派もいそう)
また、ドラゴンクエストだと属性武器というのは弱点にもなりやすく、
全属性に強いバズズを筆頭に、試練の門だと「密林の狩人」が全属性に極端に強く、
フォース範囲化で属性を付与してしまうと、かえって迷惑になってしまうような事態も発生。
本来は、特に弱点関係がなくても基本的にダメージが1.1倍化される特技ではあるのですが、
この時点からしても、魔法戦士のフォースの使用は玄人向けの内容になっています。
「勇者姫アンルシア」や「ダークネスショット」の登場
勇者アンルシアの闘士38とくぎ「攻撃時25%で耐性ダウン」というものがあり、
各種の属性低下を発生させるといった通常攻撃を繰り出すことが可能になりました。
これによって、とりあえずアンルシアにフォースをかけておけば
アンルシアが即座に倒してくれるといったくらいの頼もしさを誇ることになります。
また、弓150とくぎにて、高火力・闇属性・光耐性低下の「ダークネスショット」が登場し、
これによって、とりあえずライトフォースといった行動も正当化されることに。
ダークネスショット自体は耐性低下技としてもダメージ技としても非常に優秀な特技で、
耐性低下としては、フォースブレイクとともに耐性低下の信頼性を高めるという意味で、
耐性低下の切れ目にフォースブレイクとダークネスショットを交互に使ったり、
ダメージ技としては、ダークネスショット自体が高火力の属性攻撃ということもあって、
特に耐性低下を意識せずフォースブレイク後のダメージ源としても用いられています。
各種フォースの宝珠
光の宝珠にて各種の「フォースの護り」が登場し、
「~フォース中の光耐性が2%増える」といった効果を発生します。
ただし、この効果に関しては発生させる側が付与させるのではなく、
装着者のみが効果というような内容なので、かなり状況が限定される話に。
- 相手の得意な属性攻撃に合わせるというジレンマ
根本的な問題として、例えば氷属性の攻撃が強いということで、
防御面で、アイスフォースで氷耐性を上げるということで好転するものの、
攻撃面で、相手が氷耐性が強くてダメージが下がってしまい悪化することもありえる話で、
代表例としては、氷魔フィルグレアだと氷ダメージそのものが無効化になります。
逆に好転するケースとして、ダークドレアムの場合だと
雷属性のギガデインを使ってくるわけなのですが、
ダークドレアム自体は、雷に対して優劣無し、風に対して弱点といった事情があります。
- 邪神の宮殿でも普及が難しい状態
邪神の宮殿に通う人は対応のフォースの護りをつけることを推奨する人もいたのですが、
例えば弓使いの人がいるとすると、ダークネスショット後のダメージ増を期待して
ライトフォースの方をかけたいというような事情も発生するため、
従来の魔法戦士の需要面、各種フォースの護りの普及面、使うフォースの統一性において、
各種フォースの護りをつけて強化しようという話は、なかなか認知されない状態が続いてます。
また「幻妖の黒公子」や「魔幻の芸術家」の場合だと
闇属性の攻撃をしてきて、かつ、闇耐性があるというような具合なので、
せいぜいストームフォースの護りをつけることが限界といった話に落ち着きます。
「チャンスとくぎ」「塔や隠者のアルカナ効果」「プラズマブレード」による多様化の時代
- チャンスとくぎによる「ストームフォース」の時代
チャンスとくぎが追加され、
グランドクロス(風属性)では雷ダメージの低下の効果を、
ドラゴンソウル(雷属性)では風ダメージの低下の効果を付与させます。
当時のドラクエXTVでの話だと、チャンス連鎖の流れからして、
チャンスとくぎ同士で連携してダメージを伸ばすといった運用方法が紹介されていました。
一方で、属性低下の効果については、フォースを用いてダメージを伸ばすこともでき、
ストームフォースの場合だと、風属性と雷属性を付与させることから、
グランドクロスとドラゴンソウルの両方の耐性低下についてカバーすることができます。
そのため、チャンスとくぎの実装からはストームフォースを使う機会がかなり増えることになりました。
- 塔や隠者のアルカナ効果
占い師が実装され、
塔(雷属性)では、闇耐性低下の効果を付与させ、
隠者(闇属性)では、雷耐性低下の効果を付与させます。
そのため、塔と隠者を属性低下に合わせて使うことがセオリー化しており、
正義や罪人が使いづらくなっているといった状態になっています。
占い師だと闇属性のアルカナ効果が多く、賢者だとドルマ系がダメージ源です。
魔法戦士では、ダークネスショットやダークフォースで活躍できるのですが、
闇耐性をもつ敵も多いため、なかなかダークフォースを使いづらいような状態にもなっていて、
それならば、塔にあわせてストームフォースを使った方が安定化するといったような流れになりがち。
- プラズマブレードと豊富な火属性
最近になって両手剣の強化により、両手剣使いが爆発的に増えることになりました。
そのため、両手剣持ちのキャラを複数雇うことも珍しくなく、
プラズマブレードの効果による火耐性低下の効果を日常的に目にしています。
両手剣の場合だと、火属性の両手剣でヒューリーブレードが存在し、
最新の装備で、ムチでボルケーノウィップ、棍でヘリオスロッドといった
火属性がついているといった武器が登場していて、
プラズマブレードの火耐性低下に乗っかる形でダメージを伸ばすことができます。
そのため、火属性に関しては自前で用意済みといったことも珍しくなく、
魔法ではメラ系・ギラ系統、片手剣だと「かえん斬り」
ブーメランだと「バーニングバード」といった火属性の特技もあることから
意外とファイアフォースを使わなくても現状で済んでしまうといった事情もあります。