占い師の腕装備の錬金は何がいいのかというと
主力となる攻撃タロットが特技扱いということもあり、
それならば「会心錬金」が一番良いということになります。
ただし、タロット攻撃でバリバリに会心が出るのかというと
会心が発生するアルカナ効果はすべて「〇」表記されており
ドラクエ10の公式本において会心〇表記というのが、
通常攻撃の半減に確率が落とされてることを意味しています。
(※「黒本」のP161~P164参照)
つまりは、腕装備で5%ほど稼いだとしても実態としては2.5%程度へ、
更には、範囲攻撃で複数対象になると会心率は低下する性質があるので、
装備で会心率を稼いでも、あまり目に見えた成果としては出づらくなっていました。
また、占い師の装備の場合だと僧侶・魔法使い・賢者の装備の流用になるため、
占い師だけ会心錬金の装備を揃えるとなると億劫に感じられるところもあり、
実態としては、呪文速度錬金で活動している占い師はかなり多いものと思われます。
(※最近だとプラチナキング対策で苦慮している人も多いので、
占い師で参加して、会心片手剣と会心腕で臨んでいるというような人もいれば、
仲間モンスターだと物理肌でローブ装備というケースもあるので、
プリズニャンやたんすミミックとの兼用気分で揃えているという人もいることから、
会心腕が全く活躍ができないといった話でもありません)
「インテリのうでわ」「しんごんのじゅず」とセット効果の天秤
そのため、占い師の腕装備の場合だと
こうげき魔力が20上がる「インテリのうでわ」や
かいふく魔力が20上がる「しんごんのじゅず」が
最強装備候補として挙がる余地が出てきます。
「死神」のアルカナ効果については攻撃魔力の上限が低めに設定されているそうで、
具体的な数値についてはweb上でも指摘されているような状態なのですが、
他の攻撃系のアルカナ効果については上限については確認されていないようで、
公式本の場合だと攻撃魔力750でのダメージ例が挙げられているような状態です。
また、回復魔力についても最大HP50%以上で蘇生するときに回復魔力が関与しています。
- セット効果の壁
実際に「インテリのうでわ」「しんごんのじゅず」を運用しようと考えると、
セット効果の壁が立ちふさがるため、セット効果以上のメリットを
臨めるかどうかがキーポイントとなるわけですが、
「水のはごろも」や「月のローブ」セットでは腕装備を必要としないため、
そちらで当面の本気装備として運用するには申し分ありません。
そのため、割と初心者にとっては「インテリのうでわ」「しんごんのじゅず」は
活用しようと考えると能力上昇の底上げと使える便利な腕装備として機能できます。
しかし退魔セット以上になると、セット効果が優秀なためセット効果を外しづらくなっていきます。
・Lv75退魔セット … おしゃれさ+35 最大HP+6 最大MP+6 攻撃呪文ダメージ5%減 封印ガード+30%
・Lv80聖賢者セット … おしゃれさ+35 最大HP+6 最大MP+6 光ダメージ20%減 呪文ぼうそう率+2%
・Lv80精霊王セット … おしゃれさ+35 最大HP+8 最大MP+6 炎・雷ダメージ20%減
・Lv85神託セット … おしゃれさ+35 最大HP+8 最大MP+6 攻撃呪文ダメージ7%減 瀕死時10%で身かわし率+30%
・Lv90フォーチュンセット … おしゃれさ+35 最大HP+8 最大MP+6 炎・闇の攻撃ダメージ+5%
・Lv93賢哲セット … おしゃれさ+35 最大HP+8 最大MP+6 炎・雷ダメージ20%減
特に、純粋に攻撃ダメージを稼ごうと考えた場合、
フォーチュンセットの「炎・闇の攻撃ダメージ+5%」が存在していることから、
タロット攻撃の大半が闇属性なことを踏まえると、
「インテリのうでわ」を使ってダメージを稼ぐといった前提が崩れてしまい勝ちに。
そういう意味でいうと、占い師においてフォーチュンセットというのは
腕装備において重要なポジションがある装備品ということになります。
傾向としては、防御能力としてのセット効果が多いことから、
フォーチュンセット以外の装備を揃えていて、防御面を無視しても問題がないときに
「インテリのうでわ」「しんごんのじゅず」が機能する機会が出てくるということになりそう。