先日のニコニコ超会議にて安西先生からヴィスタリアについても
調べてみてほしいといった話が出ていたので、私も調べてみることにしました。
超ドラゴンクエストXTV ニコニコ超会議2018 出張版スペシャル (2018/4/11)|目覚めし冒険者の広場
(29:40~)
ヴィスタリアは、頭の濁点を抜かして語られる方が一般的で
ウィスタリア(wistaria)=「藤色」という意味となっており、
藤色の定義としては「あざやかな青紫」という色合いになっています。
問題はこのまま「ウィスタリア」や「藤色」という意味合いでは
ヴィスタリア姫の連想に繋がりにくく、安西先生が具体的に
何のことを指していたのかよく分からないような状態になっており、
花言葉を調べても特に該当しそうな話は出てきません。
紫式部説と藤澤仁説
そのため「藤色」という点に着目し、平安時代で重宝されていた色合いということで、
紫色という色合いとver4.1のストーリーの結果から照らし合わせて
「紫式部」をモチーフにしたのではないかとの説が紹介されていました。
また「藤色」ということで、単純に「藤」という文字を鑑みて、
初代ディレクターの「藤澤仁」さんを彷彿とさせるといった話も。
藤澤仁さんはスクウェア・エニックスを退社しており、ちょうど
予言者育成学園のサービス終了の話も飛び出してきただけにタイムリーな話ではあります。
【ヴィスタリア姫】 – DQ10大辞典を作ろうぜ!!第二版 Wiki*
安西先生からのver4.1の振り返り
同放送内にて安西先生から次のような話が出ていました。
「ver4全体を通してなのですが、勇者と盟友みたいに戦って華々しい人たちが
基本的に主人公であり表舞台に立っているのですけれど
生き残って伝えてくれた人がいるから現代の時代があるという話なので
そういう意味ではヴィスタリア姫とフェリナ姫がver4.1の
裏のといってはなんなのですけれど、もう1つの主人公達なのだと思っています。」
(28:30~)
ストーリーの振り返りとしてこのような話が出ていたので、
「伝えてくれた人」という意味合いをとって「紫式部」説が濃厚そう。
- 1000年前繋がり
また、これだけだと「ヴィスタリア→藤色→紫→紫式部」というように連想に連想を通しているので
あまり信憑性は出てこないのですが、舞台が1000年前のグランゼドーラ王国ということで、
日本の1000年前である平安時代(794年~1185年)に活躍(「978年~1019年」までは存命)した
作家・詩人という1000年前繋がりといったチョイスが大きいように思えます。
紫式部 – Wikipedia