「真紅の殺人機械たち」での「MPブレイク」の使用の狙いについて

今回の天獄周回はすごく楽な方だったので
自分だと既に10日の段階で特訓が終わっていた都合で
天地雷鳴士・旅芸人・武闘家で周回していたのですが
やはりお題の都合もあって武闘家での周回が楽でしたね。
一度旅芸人で遊んでいたときにPTに武闘家がおらず
お題3つ以上失敗で強制終了を経験したことがあります。

今回の天獄周回だと1つ変わった行動として
「ハンバトがお題でも何でもないのにMPブレイクを使っている」
という光景を目にした人も多いかと思われます。

1体相手くらいならなら3~5発くらいMPブレイクを二刀流でいれれば、
MPを枯渇させたことが確認できるものの真紅の殺人鬼たちだと2体なので
ハンバト1人だと序盤は延々とMPを削り続けることになり
オートマッチングでも周回慣れしてきて2~3分で倒せるはずなのに
1分くらい時間をかけてMPブレイクにこだわっているものの
戦況が特に楽になると感じるわけでもなかったことから
私も何をしているのか全く分からなかったのですが、
Twitter検索の方でやっと理解できたので今回はそちらの解説について。

メリット

彼らは何をしたいのか一言で表すと
「MPを0にさせることによって、グランドインパクトを使わなくさせる」
ことが狙いとなっているとのこと。
真紅の殺人鬼たちだと他にも多彩な特技を使ってくるわけですが、
MPを0にさせても他の特技は平気で使ってきますし
MPを削っていた回でもリモートリペアの方も使ってくるのを見かけました。

グランドインパクトを使わせないのメリットとしては
とにかくグランドインパクトは近づいていると避けづらく
特にノーモーションから繰り出されるタイプは
近づいていると移動で避けようがありません。

他にもターンエンドでもグランドインパクトを使ってくることがあるので
そのときまとめて一掃されることもあることから、
グランドインパクトを使わなくさせれば壁を成立させやすくなる効果もあり
とにかくグランドインパクトを使わなくさせれば戦況が楽になるはずだ
という信条の元で、今回ハンバトでひたすらMPブレイクをしていた人も出てくることに。

デメリット

グランドインパクトを使わなくさせても空行動が生じるわけでもなく
曲がりなりにもグランドインパクトは移動で避けられる攻撃なので
かえって避けられない攻撃回数を増やすだけではないかとの指摘や、
ターンエンドのグランドインパクトだと安全に処理する方法もあって
具体的には、紅殻魔スコルパイドや翠将鬼ジェルザーク戦のように
壁が成立してるときはターンエンドを発生させずに
壁側が壁を外したり、タゲ側が近づいたりする人もいたり、
壁である程度引っ張って被弾した後にグランドインパクトの射程圏内でうろついて
グランドインパクトを誘発させて安全に処理する人も見かけています。

グランドインパクトを使わなくさせることによって
遠距離で立ち回っていた人はグランドインパクト分の硬直が減り
壁を成立させていないとひたすら攻撃回数が増えてしまう懸念もあって
実際にTwitter検索にかけてみると賛否は分かれている検証段階の戦術のようです。

ただ特にプレイヤーの行動に対して規制できるような話でもないので
MPブレイクを使ってMPを空にさせる人を見かけたら
グランドインパクトを使わせなくなる分、他の行動が増えることになるということで
その点注意したり利用したりして立ち回ろう的な自衛策を練るのが一番賢明になりそう。

カテゴリー: 邪神の宮殿 パーマリンク