カカロンの行動誘導と、「奇門遁甲の式・壱」の実装理由について

天地雷鳴士の「げんま召喚」で呼び出すカカロンは
実装時から戦術的に大きな貢献を果たしていて
ボス攻略PTをみていても天地雷鳴士が入っている
ということがよく見られ、現在でも多用されてるわけですが、
緑本P81に各げんまの行動傾向が記されていて

カカロンの場合だと「ベホイム」「ベホマラー」「ザオリク」
「スクルト」「フバーハ」「マヒャド」あとは通常攻撃や
げんま解放でのヒーリングオーラが7~8パターンあり、
戦況によって行動パターンの傾向が変わるといった特徴があります。

>下記のマークの行動は、特定の条件を満たしているときのみ選ぶ
>[蘇生] … チカラつきている味方がいる
>[回復] … HPが残り75%未満の味方がいる
>[強化] … その行動による強化が+2段階になっていない味方がいる
>[解放] … げんま解放の効果を得ている

カカロンの行動で分類すると次のようになります。
[蘇生] ザオリク
[回復] ベホイム ベホマラー
[強化] フバーハ スクルト
[解放] ヒーリングオーラ

詳細については緑本のP80~81に書かれているので一見の価値ありの情報で
過去にはレギロを主軸とするゾンビ戦術が主流となっており、
いかにカカロンにザオリクやヒーリングオーラをさせるかが焦点になっていました。

時は変わり、一度崩れると立て直しが難しい万魔の塔で
「魔剣士3人天地雷鳴士」もしくは「魔剣士2人+天地雷鳴士+α」
というような構成が主流となっておりカカロンには蘇生もお願いしたものの
ベホイム・ベホマラーの方を多用してもらいたい機会も増えることになりました。

そこで[強化]の行動の使用条件が
>[強化] … その行動による強化が+2段階になっていない味方がいる
ということになっているので、スクルトに関しては
守備力増加を扱える職業が少ないものの
フバーハに関しては「心頭滅却」で2段階上昇できることから
4人ともブレス耐性2段階強化状態を意識的に保っていると
その分ベホマラーの使用頻度が増えるのではないかといった推測が成り立ちます。

ただし、1行動分減ったからといって、
必ずしもベホマラーの頻度が上がるのかどうかというのは
また別の話になり、この辺は推測めいた話になる上に、
7~8パターンある行動で、6~7パターンに減ったところで
ベホマラーの使用率が上がったと体感できるかという話も出てきます。

確実に言えそうなのが、カカロンがザオリクを行った直後の行動だと
>ザオリクを使った直後は、HPが残り少ない味方がいても
>ベホマラーやベホイム以外の行動をとることがある
ということで、カカロンのザオリク使用直後は
HP回復をプレイヤーがとった方がいいくらいの行動パターン解析となりそう。

また、基本的に天地雷鳴士は実装初期から評価が高い職業で
実装直後のゴネ期間を過ぎてもこれといった調整はなかったものの、
途中で「奇門遁甲の式・壱」という幻魔をLv100にするクエストが登場し、

カカロンの場合だと「ホイミ系効果+5%」「補助呪文効果2倍」で
スクルトを張れば守備力が2段階上昇
フバーハを張ればブレス耐性が2段階上昇したわけですが、
この調整に関しては
>[強化] … その行動による強化が+2段階になっていない味方がいる
ということで、当時だとここぞというときに
『ザオリクやヒーリングオーラをしてくれない』
という状況に対しての行動パターンの軽度の改善策が
追加になっての処置だったのではないかと推測もできます。

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