もう1つの学園「予言者育成学園」評

ドラゴンクエスト10にて「アスフェルド学園」が登場することになった一方で、
ドラゴンクエスト10の元プロデューサーである藤沢仁さんがストーリーとゲームデザインを担当する
「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」(FTA)が2016年2月からリリースになりました。
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予言者育成学園 Fortune Tellers Academy | SQUARE ENIX
『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy』は、スクウェア・エニックスの藤澤仁氏がストーリーとゲームデザインを手掛けるスマホ向けリアル連動ゲーム! – ファミ通.com

こちらはスマホのアプリなので、ドラクエ10とはシステムが根本から異なるのですが、
ドラクエ10の学園実装が延期される中での、FTAリリースだったので、
当時だと「(ドラクエ10の学園は延期になったので)予言者育成学園の方に入学してくる」
といったフレーズを目にすることがちらほらあって、私だとドラクエ10のコラボ報酬をみて
今回「予言者育成学園」のアプリで遊んでみたといった流れです。

基本は参加負担の少ない長く付き合えそうなゲーム

クロスゲート・コンチェルトゲートからの学園の系譜については
どの道、私が総括しないと何も分からないのは自覚しつつ、
1つの亜流として鎮座することになった予言者学園を触れてみることにしました。
スマホゲームということで、一番肝心なこととしては
「負担なくゲームとしてつきあえるか」といったところで、
基本的なゲームの根幹部分としてはそれはクリアしているように感じました。

問題は、大アルカナとの戦い(※要するにレイド戦)なのですが、
初心者なりに参加してみると、そもそものバリアを剥がせなかったり
よく言われている「自分の都合のいい時間帯で参加できない」といった問題を抱えています。

正直そもそもの無理して参加する必要があるのか自体に疑問を感じていて、
私の場合だと、何も知らない初心者だったり、
動機がドラクエ10とのコラボということもあるのですが、
大アルカナ戦に参加しなくても楽しめているクチなので、
「大アルカナみたいなものはなかった」的な付き合いで悩みを解決しています。

「無意識の開拓」への価値

予言者テストはリアルに関連した事柄なので、
正答率を上げるには、自分なりのアプローチして調べてみるといった工程を経ます。
要は、自分の知らない情報をサーチして結論を出すという最中で、
意味合いとしては、自分の「無意識の開拓」を推し進める作業です。

予言者テストを経ることで、「知らない世界」を「識る世界」へ
1つ賢くなれる機会を与えれることになるわけなのですが、
ぶっちゃけ面倒ですね!知らないことを知れるとか言われても
身にならないことを調べて何か得たりお腹が膨れたりするんですか!?
そういえば、アルカナに巨大なたこ焼きに乗ってる子とかいるよね
そういうわけなんで、最近の予言者テストはフィーリングの当てずっぽうで挑戦しています!
まさに予言者になるための直感を養うマインドシーカー的なゲーム状態で、
そうしたら正答率が激下がりでマジヤバい!もう超特待生クラスとかに入れない体にウヴォアー

ということで、ちょっと前に流行った言葉を借りると
自分の中に存在する「バカの壁」と対峙するといった内容でもあり
知的なバトルゲームなのが予言者育成学園の本質となるようです。

ただ、難点としては、ストーリーパートがファンタジーなのに対し、
予言者テストが、リアルな事柄なのでそのギャップ差に違和感を感じました。
そもそものアルカナが神秘性の中の世界だったりするので、
このダブルスタンダードについては、タロットが抱えるリアリズムの象徴にもなる様子。

タロットカードから学ぶこと

ストーリーに関して話すと、長い長いTRPGのGM人生を送っていると色んなメッセージに触れていて、
例えば悪魔側のセフィロトの木である「クリフォト」もアルカナとして組み込まれているのですが、
ぶっちゃけ「クリフォト」なんて「月刊ムー」とかネット上くらいでしか見かけない内容です。

ストーリーでジャン先生が話していた「悪魔の目」に関しても
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セフィロトの木を縦に見るのではなく
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横に倒してみると、これが「目」に見えるといった物の見方から、
これに鏡合わせにすると、両眼が登場することになり
これを「神の目」と評したり「悪魔の目」と評したりするといった事情があり、
どうやらジャン先生はこのことを話してるらしいなぁと察すると、
タロットカードを基調とするアルカナの界隈の世界として、
中々ディープな話をしているといった感想を得ています。

オカルトチックな世界も垣間見れる予言者育成学園なので、
1つ物の見方やタロットカードのお勉強ということで緩く参加していると何か人生の糧に立つのかもしれませんね。
私もCGT上でのタロットにまつわる話をすると、クロスゲートでR11装備の名称の由来について解説すると、
海外の方で引用があって、セフィロトの木の画像(※その当時だとエヴァンゲリオンで登場した画像から)
を引用しつつ説明しようとしていた記事をみかけたのを思い出したりしました。

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