『「呪い」の耐性が設定されていない』の内約

今回は「呪い」がかからない設定が施されてるボスモンスターについて。

本当は、「紅殻魔スコルパイド」対策
→「ぱふぱふ」で動きを止める案
→「ぱふぱふ」は「呪い」と同じく耐性が設定されていないと表現されている特技
というような記事構成を考えていたわけなのですが、
『「呪い」の耐性が設定されていない』といった状況が
改めてどのような内容なのか洗い出してみることにしました。

プレイヤー側が「呪い」の状態異常を最初使えるようになったのは
バトルロードの「くさったしたい」の効果からで、
この時点で『「呪い」の耐性が設定されていない』との表現されるように。
その時点だとあくまでもバトルロード内での出来事だったのですが、
後に占い師で「死神」のカードの付属効果や、
ケイオスネイルでの基礎効果に「呪い」の状態異常が付与されることになりました。

主軸となるソースが黒本(P50~70、P192~374)と
緑本(P58~69、P114~117、P218~)からの情報となっていて、
水の領界~風の領界およびver4.3からの最新情報は抜けたデータとなっています。

調べてみるとやはりほとんどのモンスターが耐性が
呪い耐性については「★(等倍)」設定となっているのを確認していて
「試練の門で出現するモンスター」
「王家の迷宮で出現するモンスター」
「ピラミッドの秘宝で出現するモンスター」だと全て「★」設定でした。

公式本での効きやすさの表記は次の通り
・★ … とても効きやすい
・◎ … やや効きやすい
・〇 … ふつうに効く
・▼ … やや効きにくい
・▼▼ … とても効きにくい
・▼▼▼ … 極めて効きにくい
・× … 効かない

通常モンスター

「通常モンスター」や「転生モンスター」に関しては
赤本とは異なって黒本だとP21の闇の領界の以外は
状態異常の項目が省かれているので確認できないのですが、
試練やピラミッドで全部「★」設定だと踏まえると、
『「呪い」の耐性が設定されていない』というような状況を類推可能です。

・「◎」設定
ver4「ドラゴンソルジャー」

・「〇」設定
ver4「バーサーカー」

・「▼▼」設定
ver4「シャイニング」「にじくじゃく」「ばくだんサーカス」「マッドファルコン」

ボス級モンスター(メインストーリー)

・「×(効かない)」設定
ver1
「冥王ネルゲル」「冥獣王ネルゲル」
ver2
「絶望の巨像」「獣魔将ガルレイ」「ベロリンマン」「どくどくバルーン」「なげきの魔像」
「幻魔将ファズマ」「妖魔ゲジュラ」「豪魔将ベリンダ」「豪魔将ブレンダ」
「ゼルドラドの剣」「トーマ王子」「大魔王マデサゴーラ」「創造神マデサゴーラ」
ver3
「炎禍の陣」「風禍の陣」「雷禍の陣」
「メガンテロック(緑)」「メガンテロック(黄)」
「ライノス・ルージュ」「炎魔アグニース」「魔獣イーギュア」
「赤の巨人レドノフ」「緑の巨人グリモア」「氷魔フィルグレア」
「魔獣サルファバル」「????????(闇の領海のマシン系ボス)」「闇魔ティトス」
ver4
「自動人形?????」「魔人王?????」「魔力球」
「不死の魔王ネロドス」「無限獣ネロスゴーグ」

・「◎」設定
ver4「ポーン」「知将ジャミラス」

・「〇」設定
ver3「神獣パチャティカ」「神獣竜」「神獣馬」
ver4「ナイト」「魔獣ネロスゴーグ」「幻影獣」

・「▼」設定
ver3「魔炎鳥」「青の巨人ブルメル」
ver4「キング」「ヘルケゴーグ・烈」「時獄の?????」「竜将ドラゴンガイア」

・「▼▼」設定が次の通り。
ver3「邪菌ピロリアン」(※緑本225のバトル・ルネッサンス情報)
ver4「影魔レイミリア」

ボス級モンスター(サブストーリー)

・「×(効かない)」設定
ver1「大地の竜パウギア」
ver2「魔道士キルギル」「禁書の守護者・左」「禁書の守護者・右」「ダークドレアム」
ver3「メタルーキー」「護門将ゴウシルシャ」
ver4「創世の樹の万人」

・「◎」設定
「アサシン・ニヒル」

・「〇」設定
ver2「ゴリウスの怨霊」「エース」

・「▼」設定
ver4「デイジーちゃん」

・「▼▼」設定
ver1「災厄の王」「真・災厄の王」
ver4「海賊トニー」「海賊ペニー」「海賊スクアーロ」「デビルニャン」「マジックハンド」

強モードボス

・「×(効かない)」設定
「やるきのジャーミィ」「やるきのバーティ」
「魔女グレイツェル強」「魔女グレイツェル」「魔女の釜」
「冥王ネルゲル強」「冥獣王ネルゲル強」

魔法の迷宮主

・「×(効かない)」設定
「バラモスゾンビ(レアボス)」「ふくのかみ」「メタルスライム強」
「バラモスゾンビ(三悪魔)」(※バラモスゾンビ闘は「★」設定)
「デュラン」「ドン・モグーラ」「グレネーどり」「Sグレネーどり」
「牙王ゴースネル」「輪王ザルトラ」「剣王ガルドリオン」
「ボーンレッド・ホワイト・ブルー・ピンク・イエロー・ビッグB」
「死神スライダーク」

・「〇」設定
「暗黒の魔人」「キングスライム」「クイーンスライム」「スライムベホマズン」

・「▼」設定
「ドラゴンガイア強」「グラコス(単体)」「グラコス強」「グラコス5世」
「キングヒドラ闘」(※他のキングヒドラは「★」設定)

・「▼▼」設定
「Sキラーマシーン」「スライムジェネラル」「ギュメイ将軍」

常闇の聖戦で出現するモンスター

・「×(効かない)」設定
「常闇の竜レグナードⅠ~Ⅳ」「ゲノムデビル」

・「〇」設定
「ダークキングⅠ」

・「▼▼」設定
「ダークキングⅡ~Ⅳ」「海冥主メイブⅠ~Ⅳ」

邪神の宮殿で出現するモンスター

・「×(効かない)」設定
「暴虐の悪夢」「魔元帥の剣」「メガンテロック(緑)」「メガンテロック(黄)」

・「〇」設定
「震撼の冥宰相」

・「▼▼」設定
「災いの神話」

アストルティア防衛軍

・「×(効かない)」設定
「闇朱の破砕将ボーガ」「紫炎の滅機将シュバ」「深碧の魔壊将ブラゴ」

隠し設定

開発側が呪いの耐性を設定するにあたって、
呪い耐性によって格付けを表現したり、
魔王のような存在には呪いが効かなかったり、
ギミックのために行動を阻害させないように呪われないようにしていたり、
存在が「呪い」そのもので構成されていたり、
呪いの強弱で通常の呪いがかからない等々が推測される中で、
今回特筆すべき設定としては
「ドラゴン系に呪い耐性が高めに設定されている」ということです。

「ドラゴン」が「呪われない」というようなキーワードで話すと、
ドラゴンクエストファンとして思い当たるのが
ドラゴンクエスト8の主人公の設定です。

つまり、モンスター側の呪い耐性について調べてみると、
実はドラゴンクエスト8の設定の残滓を感じ取ることができるという。

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