絵画系モンスターの説明

「かいが」
「きようしつ」
「だいまおうさまのような」
「えのまじゆつをならいませんか」

今回は絵画系モンスターを色々調べてみました。

魔幻園、邪神の宮殿

「ワイルドフォビズム」
絵画は心のたかぶりさえも表現することができるのだ。
その荒々しさは まさに野獣と呼ぶにふさわしい。

「エビルキュビズム」
絵画は平面上に再現された立体構造物であると言える。
物体は しょせんは円筒であり円すいであり球体でしかない。

「ダークレアリズム」
空想や夢想は現実ではないが現実を超える可能性を秘める。
これらが世界を浸食したとき新たな現実が生まれる。

  • 元ネタ

フォービズムは「野獣(fauves)派」と呼ばれ、
原色を用いた鮮やかな色彩と簡略化された表現を基礎に
荒々しさが特徴の作品。色彩の革命。
フォーヴィスム – Wikipedia

キュピズムは「立体派」と呼ばれ、
対象を円筒・円錐・球体等の立体物に再構成し
構造そのものを表現する作品。形態の革命。
キュビスム – Wikipedia

リアリズムは「写実主義」や「現実主義」と呼ばれ
ルネサンス以降19世紀のフランスにて
歴史や神話を主題とし美化して描くロマン主義への対抗として
人間の真の姿をそのまま描く身近で分かりやすい題材を扱う芸術運動を指します。
リアリズム – Wikipeia
写実主義 – Wikipedia

ただし、ダークレアリズムの説明をみると現実を主題とした内容ではないので
どうやら「シュールレアリスム(超現実主義)」を意識したものではないかと。
シュルレアリスム – Wikipeida

  • 攻撃方法

・ワイルドフォビズム

通常攻撃(攻撃力低下・守備力低下・全属性耐性低下)
バイキルト
ゴシック式ナイフ(8回攻撃・攻撃力低下)
灼熱の邪視(炎属性・炎耐性低下)
印象派のヒトミ(魅了)
仲間を呼ぶ(魔幻の剣士・魔幻の騎士)

ワイルドフォビズムだと攻撃方法にフォービズム要素を見出すのが難しく
「印象派のヒトミ」と「バイキルト」あたりがそれっぽいでしょうか。

・エビルキュピズム

通常攻撃
イオグランデ
ギガマホトラ
メダパニーマ
ロココ調のクサリ(4回攻撃)
凍結の邪視(氷属性・即死・おびえ)
大地のデッサン
ミラクルブースト

こちらはキュピズム要素としてはピカソがキュピズムの作品を描くと
周囲からひどく将来を不安視された経緯があるのでメダパニーマがそれっぽいかなと。
あとは「大地のデッサン」で地面を破壊することで
キュピズムを現実表現している攻撃方法となっていそう。

・ダークレアリスム

通常攻撃
ロココ調のクサリ(4回攻撃)
ポイゾナスフラワー(闇属性・攻撃呪文弱体化・呪文耐性低下・呪い)
芸術のさけび(おびえ・ふっとび)
カラフルトルネード(守備力をゼロ・移動速度低下)
グレイブホール(身体を小さくする)
ルネッサンスウェーブ(有利な状態い変化を解く)
治療の邪視(ダメージでHP回復)
仲間を呼ぶ(メガンテロック緑・黄)

コチラに関しては幾つかシュルレアリスムの名残を確認できて
「芸術のさけび」だとシュルレアリストのムンクの「さけび」
あと仲間を呼ぶでメガンテロックを呼ぶところからするに
岡本太郎の「芸術は爆発だ」を意識していそうで、
エビルキュピズムのイオグランデあたりも
特にシュルレアリスム関係なくそれっぽい雰囲気を感じます。

魔幻園マデッサンス

「デスロマニズム」 
この絵画の思想が昇華されてワイルドフォビズムとなった。
魔界では軽視されがちだった死という概念に 美を見出し
魔界芸術史で一時代を築いた。運動の中心は マデサゴーラ。

「マジックデモニスム」 
この絵画の思想が昇華されてエビルキュビズムとなった。
古来より 魔界で主流派だったヘルデモニスムの発展理念。
前期と後期で表現技法が異なり後期の代表はマデサゴーラ。

「スーパーダーキズム」 
この絵画の思想が昇華されてダークレアリズムとなった。
万物の混沌を表す暗黒の美を探究遷都した芸術上の理念。
提唱した 著名な芸術家はマデサゴーラである。

  • 元ネタ

「ロマン主義」については、18世紀末~19世紀前半にて
古典主義への反発として形成されたそれぞれの精神運動のこと。
定義が非常に難しく、説明が多岐にわたる内容にもなっています。
ロマン主義 – Wikipedia

「デモニスム(悪魔主義)」や「ダーキズム(暗黒主義)」に関しては
元となる主義主張を検索にかけられなかったことから、
特に元ネタのないゲーム内オリジナルの概念になりそう。

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