ver5.3での「氷と嵐の災禍」の感想

今回はナドラガンドの各領界毎のボスが登場し
2~3獄のクリアタイムとしてはそれほど苦戦の跡はみられないものの
1獄に関しては「魔氷の鎧鬼」「獄嵐の鎧鬼」のペアで
1獄で一番苦戦したという人も多そうな状況にもなっています。

「鎧殻強化」によってやいばのぼうぎょ効果が発生していても
近接攻撃で殴り続けてしまう人もしばしば見かけており、
最近流行りのまもの使いで話すと、「鎧殻強化」中に
以前だとツメの「必中拳」でやりすごしていたのですが、
ムチ特技に関しては「悶絶全方位打ち」以外は
すべてやいばのぼうぎょに引っかかってしまうので
場合によっては攻撃せずにやりすごすことも必要です。
「痺れ+反射ダメージ」の影響を受けない特技一覧

10の日配信で第三期初心者大使の坂口和也さんの放送で
1獄に募集で挑戦したときに、範囲攻撃を重ねられて
あっさり全滅してしまったケースも出ていました。

2獄

2獄は両手剣・扇・弓限定で、闇・水のペア相手となります。
今回だと主力となるのが両手剣枠となりやすく、
両手剣戦士が多い回と両手剣バトマスが多い回に遭遇し
「2分58秒23」「4分07秒65」「2分43秒77」というクリア時間に。
クリア時間の差については弓魔戦の有無次第で、
戦士回でもバトマス回でもそれほど変わりません。

今回だと1獄以外はどちらを狙えばいいのかよくわからないといった話を聞いていて
例えば私が実際に経験したところだと、
弓魔戦で参加し「ストームフォース」を使ったところに、
他にマッチングしていた弓魔戦の人に「ライトフォース」の上書きが入り、
そのまま光耐性が弱そうな「呪闇の鎧鬼」狙いになった回がありました。

また別の回だと、フォースを入れる前から「屍水の鎧鬼」を攻撃していたので
そのまま「屍水の鎧鬼」狙いで押し切っても問題ないだろうという判断で
「ストームフォース」を使ってそのまま「屍水の鎧鬼」を撃破という流れで
正直どちらを優先して狙ってもそれほど差は感じらませんでした。

強いていえば「呪闇の鎧鬼」を削ると召喚や周囲技を使ってくるので
中途半端に倒し切れないと困るケースが出てくることから、
両方削っていくよりも片方を集中して倒し切る方が大事なくらいに止まります。

  • 特定職業の武器特技が強化されたことによる功罪

あとは両手剣に関しては、現在のところ両手剣特技の強化職が存在せず
過渡的な空位状態が続いており、将来的には両手剣はバトマスのものになるのだろう
といった推測も成り立つわけですが、例えば戦士はオノ特技の調整が入ったから
オノ特技を使うかといわれるとなかなか難しいところがあって、
代表的には「ファイヤー!」の掛け声がお馴染みの第6期初心者大使の高野光平さんだと
両手剣(Lv105業炎の大剣)戦士からオノ戦士になるのかといった問題や、
また、オノ戦士が強いといわれても、オノ好きにとっては
レンジャー・まもの使い・デスマスでも使うといった話にもなるそうで
職限定での武器特技特化については強いとは言われても鞍替えが難しいといった話も。

3獄

3獄は旅芸人のみで、炎・水のペア。
用いられる武器に関してはほぼブーメランのみで
クリア時間も「3分03秒45」「2分38秒18」「3分10秒10」と安定していました。

旅芸人に関しては、歴史的に補助的な立ち回りをすることが多く、
過去の旅芸人のみの邪神の宮殿では
「ザオラルではなく、せかいじゅの葉を使わないと勝てない」
というような言われ方されたわけですが、
今回に関しては言うと旅芸人が色んなことができる職業なだけに、
例えば倒れている人がいると複数人でザオラルに回ったり、
逆に誰も蘇生・回復せずに攻撃し続けてしまったりと
旅芸人8人という枠組みで役割分担ができないと
半壊からのザオ祭り陥りやすい特徴が出ていました。

ver5では度重なる改修が行われており、
ブーメラン旅芸人での大幅な強化に始まり、
スキルラインの見直しによる本格的なスキルポイントの確保、
ゴッドジャグリングによる攻撃力の低下や
今回だと盾を装備しつつ範囲ダメージを出せてしまう職業な上に
役割分担の負担が減る「いやしのメロディ」の存在もあって、
順当にいけば「最近の旅芸人は強すぎるね」というノリでクリアできます。

武器に関しては、ほぼブーメランのみで
開幕に「風斬りの舞」を使うため目的で最初だけ扇だった人もいたようで
その後扇特技のモーションを一切見かけなかったことから、
開幕だけ扇であとはブーメランに持ち替えて活動といった流れのようです。
この辺もブーメラン旅芸人の恩恵は受けているものの
ブーメラン旅芸人だらけの環境が良いのやら悪いのやら。

4獄

4獄は、魔法使い・賢者・天地雷鳴士・占い師・スーパースター限定で、闇・水のペア。
邪神の宮殿といえば占い師が多くなりやすく、
同じく闇属性を扱える賢者ともシナジー効果が高くなりやすいわけですが、
今回だと「呪闇の鎧鬼」がそこそこ強めな闇耐性があり、
マッチングすると、いつもより魔法使いの比率が高めにもなっていました。

ただ、最近の魔法使いの強化があってもクリア時間としては
「4分26秒25」「4分45秒28」「3分41秒45」といった状況でもあって
これについては、レボル職・魔法戦士がいないといった理由の他に
乱戦状態で超暴走魔法陣を活用しづらいということもあるのですが、
もう1つ魔法使いにはある問題が存在していて、
「ぶきみな閃光」がいまいち活用されていないといった問題です。

ドラクエ10において「ぶきみなひかり」の効果は非常に大きく
1段階で20%の魔法ダメージ増、2段階で40%の魔法ダメージ増という
ルカニと比較してもケタ違いなダメージ量の増加補正があり、
過去にはパラディンが押しつつ「ぶきみなひかり」で呪文耐性を下げることによって
魔法ダメージを出すといった仕事もあったわけなのですが、
ハンマーのチャージ技である「プレートインパクト」で2段階下げられるようになったり
「ぶきみな閃光」によって遠方から3回攻撃で呪文耐性を低下させられることにもなりました。

最近だとジェルザーク戦でも活躍し、呪文耐性を下げたことによって
魔法使い同士の呪文威力を一気に稼ぎやすくなったわけですが、
これが魔法使い戦の花形といえるレグナードⅤ戦にて
呪文耐性が下がらない(下がりづらい)ことが原因で
「ぶきみな閃光」がスキルラインに含まれない状況が存在しています。

この辺の事情によって「超魔力かくせい」をいれていても
「ぶきみな閃光」がスキルラインに含まれていないといったケースも存在し
せっかく「超魔力かくせい」で上限ダメージが上がっても
そもそもの「ぶきみな閃光」が活用されていないのではないかと。

カテゴリー: 邪神の宮殿 パーマリンク