11周年記念の「国勢調査のデータ」の防衛軍解説

つい先日、11周年記念の国勢調査のデータが公開になり
防衛軍のデータが公開されたので私なりに解説してみようかと。

【11周年記念】国勢調査 11th Anniversary (2023/9/1)|目覚めし冒険者の広場

尚、データの統計日時については
「2023年8月2日(水)前後のデータ」もしくは、
「2023年6月から8月にかけて取得したデータ」との前置きがありました。

「獅子門系」の防衛・勝利確率が95%以上

初期の方から存在している兵団、
「闇朱の獣牙兵団」「紫炎の鉄機兵団」
「深碧の造魔兵団」「異星からの侵略軍」
いわゆる獅子門系の防衛成功率は95%以上となっており、
初心者が参加するならばこの兵団での参加がオススメになります。

「異星からの侵略軍」だと全兵団のうち
防衛素材が均一に手に入る分、
そのために総報酬の期待値が最も高く上に、
オートマッチングでの防衛でも慣れた人が集えば
2~3分でクリアできることから最も人気の兵団に。

高難易度兵団の主敗因

他の兵団だと難易度が上がり、
特に大砲や支給アイテムの扱いに長けた人
直接防衛バリアを狙ってくる敵や
大鐘の対処を心得ていないと防衛失敗に陥りやすくなり、
最新の兵団ほど難しくなる傾向が出ています。
(※例外的に「白雲の冥翼兵団」はやや難易度が落ちたとの評価)

その中で、最も敗北率順に並べてみると
・灰塵の竜鱗兵団 51.4%
・腐緑の樹葬兵団 41.5%
・翠煙の海妖兵団 41.3%
・白雲の冥翼兵団 29.2%
・銀甲の凶蟲兵団 26.1%
・蒼怨の屍獄兵団 21.4%
・芳墨の華烈兵団 17.4%
・彩虹の粘塊兵団 15.6%
とのことで、データ上だと
「灰塵の竜鱗兵団」が最も敗北率が高くなっていました。

トップ3の主敗因になりやすい状況の代表例を挙げてみると
「灰塵の竜鱗兵団」では、
中ボス「猛爆隊長ダイノス」を倒しきれなかったり、
ボス応戦中に5:25出現の雑魚敵が
防衛バリアに襲い掛かって失敗の原因に。

「腐緑の樹葬兵団」は現在最新の兵団で
総じて難易度が高く、5体一斉に出現する中ボスの対処や
防衛バリアに向かってくる雑魚敵(特にコズタン)の
対処が間に合わないケースが多いように感じられます。

「翠煙の海妖兵団」だとちょっと極端で、
7:10前後~3:40前後に
ボスを倒しきれるかがカギになっており
勝利(45.0%)がそこそこあるにも関わらず
失敗(41.3%)も高くなっているという性質の兵団になっています。
慣れた人だと善後策で大砲を使って対処も可能なのですが
最近だと「翠煙の海妖兵団」での手慣れた担い手も乏しく
やるかやられるかの背水の陣として挑むようなケースが多めに。

他の兵団について主敗因を軽く説明すると
「白雲の冥翼兵団」だと1:00~0:40にオトリストーンが設置されない
「銀甲の凶蟲兵団」だと
5:40にオトリストーンが設置されない
3:20の大鐘・ボスが中央サークル到達時の魔鐘召喚時の大鐘を誰も破壊しない
「蒼怨の屍獄兵団」だとボス2体を倒しきれずに、
5:20~5:00のけさぎりクロークが防衛バリアを破壊
「芳墨の華烈兵団」だと4:30の鐘が破壊しない
「彩虹の粘塊兵団」だと最後のラッシュをしのぎ切れない

オートマ防衛では説明できない勝率

基本的に、最新の兵団に近づくほど
難易度が高くなる傾向が出ているのですが、
オートマッチングでの防衛戦では説明できない勝率になっているのが
>「彩虹の粘塊兵団」  20.0% 64.4% 15.6%
>「芳墨の華烈兵団」 31.4% 51.2% 17.4%
こちらの2つとなっていて、特に「芳墨の華烈兵団」の方は
難易度が高めの兵団で、「彩虹の粘塊兵団」も実態より高めだろう
という、実態を反映しているとは言いづらい勝率に感じられます。

この辺が前置きにある
>なお、事前に立てた攻略方法に従い効率よく周回を行う、
>いわゆる「高速周回」という遊び方をされている方もおり、
>場合によっては1日の勝率が大きく変動する可能性もあります。
の箇所にあたるようで、個人的な難易度の評価としては
「腐緑の樹葬兵団」が最も高いはずなのですが、
開催頻度が多く、最新の防衛素材が最も手に入りやすい兵団なので
オートマ・固定のそれぞれで防衛・勝率の底上げになっているように思え、
それが抜けた「芳墨の華烈兵団」が最も敗北率が高そうなのですが、
「芳墨の華烈兵団」がちょっと特殊で、なぜか猛者が集まりやすい
みたいな性質を備えている兵団にもなっており、
実態は単純にデータ取得日の開催日時の影響が主要因でしょうが
兵団毎の個性が見え隠れしている箇所も出ていました。

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