ver4.4での「昏き悪夢の衝撃」の感想

「幻妖の黒公子」と「暴虐の悪夢」とのペアで、
1獄~4獄を通してどれも戦闘時間は長期化しやすく
原因としては「暴虐の悪夢」の攻撃が激しいのに加えて、
「幻妖の黒公子」が「鉄壁の盾」で物理ダメージを無効化
「闇のころも」で被ダメージ0.75倍化したりと
防御能力が優れており、戦闘がどうしても長期化しやすくなります。

特に3獄に関しては今でいう「天獄級」の難易度になっているものの、
4獄の方でも怪しい職業構成でのマッチングを組まれると
3獄並みに難しくなることを経験することにもなりました。

だいたい「幻妖の黒公子」から倒すPTがほとんどなものの、
一度「暴虐の悪夢」と同時並行にダメージを与えるPTにも遭遇していて、
そのときは「冥府の地鳴り」+「グランドクロス」のパターンはなかったものの、
「鉄壁の守り(スケープガード)」+「悪夢招来」のパターンは経験していて
ばくだん岩を壊せずにメガンテを連打されるといった悲劇にも。

2獄

2獄は片手剣・ヤリ・扇限定となっていて、
この構成だと片手剣戦士・片手剣占い師で参加する人が多め。
扇も相まって戦士・占い師・天地雷鳴士での構成になることもあったのですが、
この場合だと蘇生手段が占い師の「審判カード」かカカロンでの蘇生に
頼りきりになるケースになっていて、せかいじゅの葉を使わないと
全滅しそうになる場面も経験することになりました。

2獄だと攻略時間としてはだいたい5分30秒前後あたりでクリアできていて、
それほど長くはないのですが、戦士・占い師多めでも
やはりスムーズにはクリアしづらい相手にもなっています。

扇踊り子で魔法攻撃を主体に行動していたところ、
「鉄壁の盾」で物理ガード時には魔法で
「退魔の盾」で魔法ガード時には扇特技で活動していて
安定してダメージは出せたかなとも思ったのですが、
あまり攻略時間の方には反映されず可もなく不可もなくといった程度に。

3獄

3獄は「旅芸人」オンリーなのですが、棍か短剣で活動する人がほとんど。
3回挑戦してみたところの攻略時間としては
「14分55秒86」「11分45秒06」「12分08秒76」
というように3回とも10分越えといった長期戦を経験することになりました。

原因としてはどうしても火力面で厳しいものがあって、
「鉄壁の盾」を使われるとドレアムを攻撃するか
それこそ「タップダンス」を使うほかないといった状態に。

  • 棍旅芸人の実力の見せ所

ただ今回「タップダンス」が悪いとくぎなのかというと、
「幻妖の黒公子」が物理攻撃が主体なので回避で結構粘ることができます。
特に棍の場合だと必殺技の「アクロバットスター」を交えつつ
「天地のかまえ」や「水流のかまえ」を使えば
怒り状態の「幻妖の黒公子」の攻撃の大半をいなすことができ、
現に旅芸人がメイン職業のサブキャラだと
棍を駆使して怒り状態を乗り切ることに成功しました。
短剣旅芸人で参加したときも、他の棍使いの旅芸人さんで
棍で乗り切ったケースを見かけていて、
この辺りは旅芸人の真骨頂かなと思うような展開でした。

そのため、本職の棍旅芸人だと実力を発揮する機会もあったので、
旅芸人がメイン職業だと今回の条件を楽しんでいる方もいそうなのですが、
怒りをとったら誰かに壁をしてもらって引っ張りたいところなので
たまたまそういう展開になって根性で乗り切ったよみたいなところに落ち着きます。

  • ダメージと盾装備が魅力の短剣旅芸人

短剣旅芸人ならば、毒をかけてのタナトスハントでそこそこダメージが出るので
扇や棍よりも短剣でくることをオススメされるのですが、
一番の利点としてはダメージというよりは
盾でブレスダメージを軽減できるところにありそう。

ダークドレアムのブレスを使われると半壊してしまうことも多く、
耐性も考えるとなると盾を頼りにしないとどうしようもないのですが、
その辺のブレスガードと呪いガードの両立がしっかりしていないと
あまり短剣を使うメリットは出てこないような感触がありました。

今回だと棍と短剣の混合PTになりやすく、短剣の場合
毒の更新時間が出てきやすい(最近の短剣は毒性能つき)ので
短剣中心のPTを構成した方がいいという考えにも至るものの、
それはそれで「悪夢将来」でのばくだん岩退治が大変になることから
結局は棍もいた方がバランスがよくなるといった具合になる様子。

  • ダメージを出しづらい扇旅芸人

扇のみで参加してきた旅芸人となると、
チャージ技以外ではダメージを出しづらいので
基本的には蘇生や壁のサポートに入るといった動きで
ダメージ源以外で活躍しようと動いている人を見かけています。

ただ、ほしいのはダメージ源なのは変わりはなく
「たたかいのビート」と「風斬りの舞」が使えるからといって
他の旅芸人でも「戦いのビート」の使用が見込めるような状態なことから、
扇だけで活躍しようするのはあまり歓迎しづらい状況にも思えます。

「暴虐の悪夢」だと幻惑は一切入らないのですが、
「幻妖の黒公子」だと幻惑は入るのでその点で活躍は見込めるものの、
幻惑の場合だと一時的な耐性の上昇が2分続いてしまうので、
一度幻惑にかけた後では、幻惑による活躍が望みづらくなるのも厳しいところ。

自分だと短剣旅芸人で参加したときでの「悪夢将来」時に、
扇に持ち替えて「百花繚乱」と「ピンクタイフーン」で破壊してたので、
武器の持ち替え前提で話すと扇はかなり役に立つことにはなりました。

4獄

4獄は、武闘家・僧侶・天地雷鳴士・占い師・踊り子限定で
占い師で参加する人が多くなっていたのですが、
一度僧侶4人とマッチングすることにもなっています。

そのときだと扇天地雷鳴士で参加していたもので、
MPがもつかなと不安にはなったものの、
たまたま扇のMP消費無し埋め尽くしを拾ったキャラだったこともあり
今回だとMP問題の方は何とか枯渇するといった事態にはなりませんでした。
げんま召喚に関しても豊富な蘇生職の活躍を見込んで
カカロン呼びではなくバルバルーに頑張ってもらうことに。

「おぞましいおたけび」で封印の状態異常がかかっている人をみると
カカロンを呼んでげんま解放からのヒーリングオーラを
狙った方が良いのかなと思ったのですが、今回だと
僧侶4人ということで僧侶必殺の方で解除されていました。

攻略時間は「9分15秒68」となっていて、火力が乏しい分
「鉄壁の盾」「闇のころも」の影響も大きく
僧侶で武器で攻撃してくれる人がいなかったら更に厳しくなっていたのは間違いありません。

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