呪文発動速度と魔法戦士の方向性

昨日チームメンバーとちょろっと防衛軍に通っていると

光る箱から呪文発動速度埋めの
「輝天のつるぎ」が手に入りました。

一昔前ならば魔法戦士で
バイキルト・ピオリムが早くかけられる
ということで重宝された品物になりそうなものの
旅芸人やレンジャーで範囲バイキルトをかけられる他
扇とくぎの風斬りの舞の使用も期待できてしまうので
1人1人にバイキルトをかける
といった機会が減った時代にもなってます。

境界上の「片手剣での呪文発動速度」

片手剣が扱える職業は
戦士・バト・パラ・魔戦・占い・遊び・魔剣
こちらの7職業のうち魔法が使えるのが
パラディン・魔法戦士・魔剣士の3職のみ。

この3職業ともに魔法を使い続ける機会は乏しく
開幕にバイキルト(ピオリム)をPTにかける機会はあれども
それ以外は蘇生直後にバイキルトをかける程度に留まります。

魔法戦士だとマダンテを素早く使えるのは魅力的ですが
そう何度も使える魔法でもなく
防衛軍で多く使ったとしても2~3度、
それならば会心でダメージを稼げた方がいい世界なので
呪文発動速度よりも会心特化の方が好まれてしまいます。

そもそも上記3職で魔法を使いっぱなしという話になると
パラディンならばスティックが
魔法戦士ならば両手杖が、
魔剣士ならば鎌があるので
片手剣(+大盾)を利用した状態で
魔法に専念しなければならない事態がひどく限定的となり、
宝珠の効果で呪文発動速度を幾らかは稼げたりもする上に
装備の効果で早詠みの効果がついたりすることもあるので
多少遅くなっても何とかできるよう調整が入っているのが現在です。

いわば、ver1~3程度ならば、
バフ役とアタッカーの兼用として
すっぽりハマれるポテンシャルは持っていたものの
それ以後は魔法戦士はアタッカー寄りの調整が強くなり
各種のバフ・デバフを整えた後は魔法戦士も
攻撃に加わる時代になっているということに。

  • 魔法戦士の鎧職化

ver1時代の魔法戦士だと、MPパサーでMPを配りつつ
いてつくはどうで消えたバイキルトの更新をする
補助職の色合いが濃い職業だったわけですが、
初期の頃、ボス側のいてつくはどうの発動率が高かったのは
バイキルト(の更新)という役割を与えるために
頻度が高かった意味合いが強かったようにも感じられ
それこそ両手杖で常時活動することも多かったくらいに
補助に立ち回ることが多かった職業になりました。

ver2からフォースブレイクの登場、
フォースブレイクの下限保証が整えられるにつれ
属性耐性ダウンのデバッファーとしての位置を確立しつつ
ver4やver5だとパラディンの替わりに
壁をしつつフォースブレイクを当てる
といった立ち回りをこなすことになりました。

途中で鎧が着れるようになる調整が入ったことからしても
つまりは、パラディンでぶきみなひかりや
プレートインパクトで攻撃呪文耐性を下げてDPSに貢献をする
という役回りの派生・発展形がドラクエ10の魔法戦士で、
魔法に頼るという仕組みから、ゲーム内容の進歩によって
ときには鎧職として前線に出ることが求められ
現在の魔法戦士像を形成することになっています。

真の魔法戦士

振り返ると、魔法戦士はマダンテの追加以外は
魔法による調整がほとんど入らず、宝珠や装備によって
呪文発動速度の短縮が図られるくらいに留まったのですが
勇者姫のアンルシアならば
ジゴデイン・ベホマラー・ザオリクを使いこなす
勇者姫という名の真の魔法戦士なので
今現在で話すと、呪文発動速度用の片手剣の利用先で
最も適任となっているのが勇者姫専用ということになりそう。

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